ホームシアターを極める!ホームシアター・リビングシアターを楽しむトータル環境をプロデュースする設計事務所ならではの提案

キャリア31年のオーディオマニアの建築家と造る本物志向のホームシアター空間 あなたの「こうしたい!」がかなう。〜男の喜び、家族の楽しみ〜

株式会社 奈の町(なのまち)
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実例4:ハイエンド・オーディオをゆったりと鳴らしきる音楽室

防音・遮音・吸音、そして素晴らしき音響性能(石井式リスニングルーム)をも兼ね備えた大空間のオーディオルーム。 4mをこえる天井高さは圧巻!

本格的オーディオルームの写真
二重防音ドア
メンテナンスルーム
左上:防音ドア(2重)/左下:メンテナンスルーム内部/中:建物外観/右:音楽室内部
外観写真カリン張りの音楽室
コンクリート埋設管 ピュアオーディオ2ch マイ柱設置
上:配管パイプ36本の束/下:オヤイデF1/M1電源プラグ。ケーブルは8sq/中上:2ch用システム/中下:音楽室内部プロジェクター面/右上:マイ柱/右下:AVシステム専用ラック 音楽室内観2
電源プラグ オヤイデF1/M1 AVシステム専用ラック

生駒郡の音楽室

奈の町との出会いと要望
実際の現地状況
設計のコンセプト
設計者の想い

御主人が私と同級生であったことも気が合う要因だったと思います。 オーディオだけでなく、
生活面や考え方にも共感できる話題も多く、やりがいのあるお話だったので気持ちよくお請け
させて頂きました。 音楽室は最高のものをつくることは当然ですが、リフォーム部においても
私のつくっている《気持ちよい家》に住んでいただきたくて。 
完成するまで全面的に信用して頂けましたのが、なにより良い仕事に繋がったと思います。

完成後の音ですが、2chのピュアオーディオの音が素晴らしい。 市販で売っているCDの中に
これだけの音が入っていたなんて・・・絶句しました。 ここにアーティストがいて演奏している
その感覚が目の前に広がります。 無音という音を感じ、音が広がりをもって聞こえる感動が
心を揺さぶります。 AVはまさに映画館と言っても過言ではありません。 不足と言えば
リスニングチェアーが無いことくらいでしょうか。 それも近い日には入るそうです。

音楽室での実施仕様(全て実現されています)

石井式リスニングルーム理論
住まい手さんがはじめて来られた時から、この方式でオーディオルームを望んでられました。
結果的に吸音比率は19%で決定しましたが、この数字は正解だったとの事。
ライブでもデッドでもない程よい残響音、そして素晴らしい音場の空間が出来上がりました。

各寸法比率
空間の有効寸法にはかなりこだわっています。 短辺は4.895o、長辺は5.793o、
天井高さは4.000〜4.490oの大空間を確保できました。(約20帖) ちなみに石井式での理想
比率である【1:0.845:0.725】に対して【1:0.845:0.732(.平均値)】と完全な理想形
です。

150inのスクリーン
新たにフルハイビジョン対応のプロジェクターの設置とその距離を確保。 6.1チャンネルに
完全対応すると共に壁内に埋め込み型のスピーカーを設置。

断熱性能
外壁には通気工法が取られていますので、断熱性能は向上しています。また、壁及び屋根の
断熱は、グラスウールボード48K厚さ50oを縦横2重に張り込んでいます。(一般住宅の2倍以上)
また、屋内側の吸音層にも更にグラスウールボード32K厚さ50oを縦横2重に張りました。

吸音性能
前記にあります、吸音層にはグラスウールボード32K厚さ50oを縦横に張り重ねていますので
室内の吸音面から入った音は、壁の中をぐるぐると廻りながら吸音されてゆきます。ちなみに
室内で手をたたくと、その反響音の少なさに驚いてしまいます。

遮音性能
遮音性能は遮蔽している材料の重さが決め手。その為、外壁内部面にはタイガースーパーハード
(これがまた重い・・・)を12ミリと9ミリの二重張り。 吸音層を挟んで内部面にはタイガースーパー
ハード9ミリの二重張り、その上に15ミリのカリン(ムク)が張られています。もちろん、天井も壁と
同様の仕様で出来ています。 これらにより夜間において、室内にてかなりの音量を出していても
屋外では殆ど洩れている音が確認できません。むしろ虫の音のほうが大きいと言う驚くべき性能を
確認しています。

気密性
外壁内側とハードボードの間に気密フィルムを挟み込み、この空間を包んでいます。気密性能は
検査結果で0.3cm2/m2
(一般住宅は5.0〜10.0cm2/m2)という高気密化されており、断熱性能
と共に超高気密高断熱仕様になっています。遮音性能が高いのはこの気密性も大きく関与して
います。

防音ドア
音楽室に入るには防音ドアを二枚設置しました。 やはり重さが重要なので24ミリ合板を芯に
更に12ミリの合板を張り合わせ、両面を仕上げ材で仕上げています。(音楽室側はカリン仕上げ)
もちろんレバーはグレモンとし、隙間はピンチブロックで隙間を埋めています。

マイ柱
住宅内に専用の電柱を立て、柱上トランスを専用として直接引き込みました。
オーディオは最終的に電源に行き着くと言われています。6600Vのトランスから200Vで
ダイレクトにブレーカーへ【60sq】ケーブルで引き込みます。

ブレーカー
電源引き込みは住宅部と音楽室は別のブレーカーで分けています。音楽室側(オーディオ専用)
はテンパールB-2EA(28回路)で組み上げ(ここまで60sq)、ここからユニット一台につき1回路の
ブレーカーを使って8sqケーブルでダイレクトにつないでいます。

電源プラグ
オーディオ機器への電源接続は、メンテ室より各機器へ専用ケーブル(8sq)で床下から直接機器
へ接続します。そのプラグはオヤイデ電気のF1/M1を使用。

アース
音楽室の接地アースは、A種規格の7.9Ωの数値を確保しています。

スピーカー及び電源ケーブルの配管
基礎工事の配金時に36本ものCD管を埋設しています。

メンテナンススペース
AV用の機器及び各種電源関係のメンテナンスは、この場所で集中的に行います。マニアは
ここから出たくない・・・らしい。

六面ともカリン
床・壁・天井の6面全てを仕上げ材としてカリンのフローリングを張りました。 
カリンの音の良さには定評がありまね。その硬さと響きがオーディオには最適だと言うことで、
採用しています。 またもドアや巾木、ケーブルボックスなども合わせています。

照明
ダウンライト数灯で計画し、調光にはルートロンを採用しました。音楽を聴く際はフロアーライトで
演出しています。

オーナーさんにお聞きしました

希望していた内容が全て叶って満足しています。
出来上がった音楽室の中に、行きつけのインストローラー(シマムセン)にセッティングして頂いた
ところ、エージングもしていないにも関らず、なかなかの音が鳴っているとの事。
なかなかと言うのはプロが聞いても唸ってしまう程すばらしい音なのだと。
エージングをはじめたばかりなので、これから音はなじんで行くにつれもっと良くなります。
それがまた楽しみで。
あれから毎日、夜の楽しみの時間として夫婦で音に浸っています。
『今まで聴いていたCDの音が全く違って聞こえますね。 
ですからあれもこれもと聴き比べているうちに深夜になってしまうんですよね・・・。』

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